ロードバイクで走りやすい道とそうでない道があります。走りにくい道では、せっかく装備(サイクルジャージ、ヘルメット、ゴーグル、サイコン等)を揃えても、TVアニメ「弱虫ペダル」のように風を切ってぐんぐん走っていくことが困難です。
本記事ではロードバイク乗り目線での走りやすい道とそうでない道、そして気を付けるべきことなどを記述しています。
ロードバイクで走りやすい道
筆者が思うに、ロードバイクで走りやすい道は、川沿いの堤防上道路(サイクリングロード)と幹線道路(郊外)とです。
関東だと荒川サイクリングロードでしょうか。川沿いのサイクリングロードを綺麗な川景色を見ながら走ることができて気分が良くなります。ただし歩行者への注意が必要です。

速度を出して快適に走るのは「郊外の幹線道路」が向いていると筆者は思っています。
郊外の幹線道路は信号や段差が少なく、交通量も街中と比較して少ないです。長時間高い速度域を維持するにはもってこいな環境です。幹線道路でも、山沿いかつ周辺には田畑しかないような区間が長く続くものが特に好きです。

筆者が幹線道路を走るにあたって注意している事
筆者が幹線道路をロードバイクで疾走するに辺り、注意していることがあります。
- 危険予知
- 大型車への常時警戒(接近してきたら減速および退避)
- 急な飛び出しへの警戒
- 横断歩道に人が立っていないか警戒
- 路側帯は避けて車道左端を走行する
- 制限速度を守る
幹線道路を走っていると大型車をよく見かけます。大型車の車体は文字通り巨大であり、ロードバイクの存在を認知できない可能性があり、最悪轢かれて死に至る危険性があります。大型車による追い越し時にはちょっとした突風が発生して転倒する危険性があります。なので、ダンプ等大型車への警戒を常時怠らず、接近してきたら「道を譲る」ではなく「退避する」という意識でいます。
幹線道路(郊外)でかつ山沿いの周りが田畑しかない場所でも、急に人が飛び出してくる可能性はゼロではありません。幹線道路は速度を出して維持しやすいため、発見が遅れがちです。なので常に「急な飛び出し」を想定しています。それから、信号機のない横断歩道に歩行者が立っていたら停止して、歩行者が横断完了するまで待たなければなりません。速度が出ていて気付けないというのは言い訳にはなりません。道路標識が横断歩道の存在を示してくれるので、横断歩道に近づいたら歩行者の存在を確認するようにしています。
路側帯には排水溝があります。排水溝は(雨天時は特に)滑りやすいです。それから、ガラス片などが落ちていることがあります。転倒防止とタイヤ保護の観点から筆者は車道左端を走行するようにしています。
筆者がよく走っている幹線道路はほとんどの区間で50km/hに制限されていますが、一部に30や40km/hの速度制限が掛かっている区間があります。そのような区間で速度を出し過ぎないように気を付ける必要があります。サイコンを注視すると「ながら運転」になるのでこれも注意が必要です。
走りにくく避けている道
砂利道や石畳道、街中(特に住宅街)などはロードバイクで快適に走るには危険が多く、走りにくいというより向かないと判断して筆者は避けています。
ロードバイクの細いタイヤは非常にデリケートであり、砂利道や石畳道等、路面に凹凸が多い道はダメージが大きいと考えています。同じような理由で歩道も避けています(歩道(自転車走行可の)の場合は歩行者に気を遣わないといけない為、速度を出せません。そもそも道交法上徐行しなければなりません)。
街中は交通量や信号機の数が多いです。速度を出せないので快適に走るには向きません。
ロードバイク乗りに挨拶をしよう
幹線道路を走っていると同じロードバイク乗りとすれ違うことが多々あります(季節や地域によって異なる)。筆者はすれ違う際に必ず、会釈または手を上げたり、時には「どうも!」や「おつさまです!」などと声を出してして挨拶をするようにしています(逆にされることも多いです)。
同じロードバイク乗りから挨拶をされると、気分が良くなります。逆にどんなに走りやすい道路でも挨拶されなかったら気分が良くなることはありません。
同じロードバイクに乗る仲間です。可能であれば挨拶して少しでも気分の良いライドにしていきましょう。
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